今回紹介するお店は、愛媛県松山市のメインストリートである大街道をそのまま南に進み、アーケードを抜けた南銀天街商店街にある「らーめん一直」さんとなります。
店舗の雰囲気など
中の川大通りからも分かる真っ赤な看板が目立っており、町中華と間違えそうな外観です。長さ200m程の趣のある商店街を南口から入って2軒目にあるラーメン屋さんです。
カウンターに12席と小上がり座敷が4つ、26席を夫婦2人で切り盛りしています。奥にテレビがありスポーツ新聞や週刊誌もある昔ながらのスタイルになっており、一人で訪れても退屈しないお店です。
メニューの種類
メニューは店名でもある一直らーめんや、みそ、しょう油、角煮の入ったとんかくらーめん、つけ麺など豊富な品揃えです。
他にも餃子、炒飯が3種類、えだまめや唐揚げ、カウンター脇にはおでんも煮込んであります。
ドリンクはビール、焼酎、日本酒、ハイボールなど豊富なので、夜はお酒を飲みながらゆっくりと居酒屋の様に楽しめます。
ちなみにランチにはラーメン+ミニどんぶりのセットや定食があります。そして季節限定メニューもあり、夏には冷やし中華もあります。
いわゆるデフォルトであろう「一直らーめん」の具はもやし・メンマ・キクラゲ・チャーシュー・葱・紅しょうがといった王道のラインナップとなっています。
スープは豚骨ベースの中細麺です。
タンタン麺、手作り餃子、ごはんの小を注文してみた
今回は見た目にもインパクトのあるタンタン麺を注文しました。私は強くないですが、辛いのが好きな方には激辛ラーメンもあります。
それと、手作り餃子(8個)とごはんの小も注文しました。
訪れたのはディナータイムが始まる18時頃です。お客さんは6名ほど、私が注文してから10分くらいでしょうか、「タンタン麺」が運ばれてきました。
目が覚める様な真っ赤なスープとゴマの香りが鼻孔を刺激します。中央には緑のほうれん草、茶色の肉ミソ、小高く盛り付けられた真っ白な白髪ネギがのっていました。
まるで絵画のような足しすぎず引きすぎない色彩のバランスです。
まず、スープを頂きます。
程よい辛さとピリッとした山椒が痺れが食欲をそそります。そしてゴマの香り高い肉ミソと麺をからめてすすると旨さは倍増します。
これを考えた人は天才かと言いたくなる程の逸品に仕上がってます。ひとくち頂いた頃に餃子とごはんも到着しました。
少し小ぶりの8個ですが、このお店は羽根付きです。あのやりすぎた感じではなく、丁度いい具合です。
焼き面はパリパリで反対側の皮はモチモチ、肉汁が溢れるほどジューシーに仕上がってます。ごはんにワンバウンドさせて頂いたのは言うまでもありません。
これだけ食べて1,300円はかなりコストパフォーマンスが高いのではないでしょうか。
少し食べ過ぎたかな、明日からダイエットを始めます。そして帰る頃にはいつの間にか満席になってました。
これだけのメニューとこの味を2人で作り上げてるのは、まさにミラクルと言っても過言ではありません。
あえて苦言を呈するとしたら、おそらく真面目なのでしょう、店主が静か過ぎる事です。ラーメン屋独特の「はーい、いらっしゃいませーーー」の様な元気なタイプではありません。
どちらが良いとかを語るつもりはさらさらありません。飲食店は味が命ですから。
店舗の情報
店舗名:ら~めん一直
住所:愛媛県松山市湊町3-1-31
電話番号:089-943-5747
基本営業時間:11:30~14:00,18:00~23:30(LO23:00)
定休日:無休
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
コメント